テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、第12シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第21シードの
K・エドモンド(イギリス)を4-6, 6-3, 6-2, 6-4の逆転で破り、2年連続のベスト16進出を果たした。
>>錦織vsガルビス 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<2時間54分で勝利したジョコビッチは試合後の会見で「とてもいい気分。彼(エドモンド)はベースラインの右からも左からもクリーンにボールを打っていたし、サービスもよかった。とても緊迫した試合で、第4セットは接戦だった。第9ゲームで貴重なブレークができた。それが勝利につながった」と振り返った。
センターコートで行われたこの試合、地元のエドモンドを後押しする中、ジョコビッチはサービスを打つ際に観客からアウェーの洗礼を受けた。
「観客の反応は不要だった。何人かは僕がボールをついていた時、咳をしたり口笛を吹くようなことをしていた。テレビでは聞こえなかったりするもの。あれは不要だったと思う。そんな状況は予測できた。なぜなら、地元選手との対戦だったから」
これに対し、ジョコビッチは観客へ投げキスをするなどの仕草を見せた。
「自分の立場なら、きっと分かると思う。緊迫した中、1つのサービスやショットで流れが変わってしまう状況だった。明らかに感情が高ぶっていた。大切な場面だった。時には自分をポジティブやネガティブで表現することもある。もちろん、ラケットを投げたり叫んだりするのは好きではない。でも自分も他の人と同じ人間で、プレッシャーを感じる」
続けて、ジョコビッチは「カイル(エドモンド)はいい状態で、第1セットを取っていた。観客も彼が勝つのではと感じていた。何度もボールをつき、それでタイムバイオレーションを受けた。それには疑いもないし、受けるのも当然だった。それでも、ある観客から受けた扱いには納得がいかなかった」と自身の見解を述べた。
4回戦では、世界ランク40位のK・カチャノフと対戦する。カチャノフは3回戦で同52位の
F・ティアフォー(アメリカ)に2セットダウンからの大逆転勝ちで16強入りしている。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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