男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は19日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)は世界ランク21位の
N・キリオス(オーストラリア)に6-2, 6-7 (4-7), 5-7の逆転で敗れ、復帰戦は黒星となった。
>>錦織vsカチャノフ 1ポイント速報<<>>杉田vsティーム 1ポイント速報<<>>錦織らゲリーウェバー対戦表<<>>大坂vsヤクポビッチ 1ポイント速報<<この日、マレーは第1セットを先取し、第2セットも第1ゲームでブレークに成功する。しかし第2セットを落とすと、ファイナルセットでは粘るキリオスに屈し、2時間39分で力尽きた。第2セットのタイブレークでは勝利まであと3ポイントと迫っていた。
男子テニス協会のATPは公式サイトで、昨年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約11カ月ぶりに公式戦の舞台に立ったマレーを特集した。
342日ぶりにツアー・レベルの試合に臨んだマレーは多くを期待していなかった。勝つことよりも、真剣勝負の舞台でテニスというスポーツへの愛情を再確認するものだった。コートへ入場した際には観客からスタンディングオベーションが起きた。
復帰戦は白星とならなかったが、近い将来にピーク時へ戻れる可能性を感じさせる戦いだった。31歳のマレーは右臀部のけがからの復帰を目指し、リハビリという孤独な道を歩んでいた。今年1月には手術を受けた。
キリオスとの1回戦ではクリーンにボールを打ち、不安を感じさせない動きを終始見せていた。
マレーは「まずまずだったと思う。もちろん、もっとよくできたかもしれないと思えることもあった。第2セットの序盤では自分のレベルはよかったと思える時もあったけど、そうでなかった時もあった」とコメント。
「今日はコートに立ち、試合ができて本当に満足している。際どい決断だった。たくさんの練習はできていなかった。テニスをたくさんしていなかった。だから、こうしてコートに立ってプレーができたこと、その全てにとてもうれしく思っている」
「またコートに立つことを待ち望んでいた。最初の試合をイギリスで行えたこと、多くの観客の前で大好きな大会で復帰できたことは最高だった」
一方、勝利したキリオスは、2回戦で第7シードの
K・エドモンド(イギリス)と対戦する。
6月18日開幕の男子テニスATPワールドツアー500 ハレ / ロンドンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程配信予定。
【放送予定】
2018年6月18日(月)~6月24日(日)
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