テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は10日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第7シードの
D・ティーム(オーストリア)を6-4, 6-3, 6-2のストレートで破り、2連覇と11度目の優勝を果たした。オープン化以降、男女を通じて同一の四大大会を11度制したのはナダルが初で、前人未到の偉業を達成した。
>>全仏OP対戦表<<決勝戦、ナダルは序盤からティームのバックハンド側へ高く弾むボールを打ち主導権を握ると、2度のブレークに成功して第1セットを先取。第2セットに入ってもナーバスなティームに対し、ナダルは安定したストローク戦で2セットアップと勝利へ王手をかける。
第3セットはティームに無理をさせて第3ゲームでブレークするとリードを守り、今季4勝目、キャリア通算79勝目をあげた。
今大会期間中に32歳の誕生日を迎えたナダルは、全仏オープン初出場の2005年から4連覇、2010年から5連覇、2017年から2連覇。この日で四大大会の優勝数が17となり歴代2位。1位は
R・フェデラー(スイス)の20勝。
今大会は準々決勝で第11シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に1セットを奪われたが、それ以外の6試合はストレート勝ちとなった。
また、ナダルにとって同一大会で11度目の優勝は、モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、バルセロナ・オープン(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に続いて3大会目。
一方、敗れたティームは四大大会初優勝とはならなかった。
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【放送予定】
2018年5月27日(日)~6月10日(日)
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