テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)第12シードの
A・ケルバー(ドイツ)との新旧女王対決を6-7 (2-7), 6-3, 6-2の逆転で制し、2年連続のベスト4進出を果たした。
>>ナダルvsシュワルツマン 1ポイント速報<<>>チリッチvsデルポ 1ポイント速報<<>>全仏OP対戦表<<この日、2時間14分で勝利した世界ランク1位のハレプは「タフなスタートだった。ミスが多すぎた。たくさんのことをやりたいと思いすぎた。彼女(ケルバー)のボールはとても低くチャンスがあまりなかったから、タフな試合だった。あんなスタートをしたかったわけではない。そこから少し変えった。次、彼女と対戦する時はどんなプレーをしなければいけないか、今ははっきりしている」と振り返った。
続けて「悪かったのは全部ミスをしてしまったこと。正しかったのは、それ以上ミスをしなくなったこと(笑)。それを変えただけ。フラットで打つのをやめて、よりスピンをかけて彼女を動かすようにした。それが大事だったと思う」と笑顔で語った。
四大大会の大舞台で戦うことについては「それは経験。とても大切なことだと思う。何年もこのレベルでプレーしている。今はそれが少し普通で、慣れてきたと感じている」とコメントした。
ハレプは準決勝で第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)と対戦する。2016年の全仏オープンを制しているムグルサは、準々決勝で第28シードの
M・シャラポワ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。
「グランドスラムの準決勝を戦うのは、いつも特別。ここが大好きだから、とても気分がいい。明日もタフな試合になると予測している。チャンスを掴むために、また全力を尽くす。今でも感情的になるし、とても素晴らしい瞬間」
「彼女(ムグルサ)は誰と対戦しても早いプレーをする。だから誰が相手でも関係ない。自分は強くい続けて、彼女の居心地を悪くするようなプレーがしたい。そして自分のテニスをするように努めたい。彼女は素晴らしい選手だし、優勝したこともある。明日は大きなチャレンジになる」
四大大会初優勝を狙うハレプは最後に「もし勝てたら、それは最高。もし負けても笑顔でいたい」と口にした。
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【放送予定】
2018年5月27日(日)~6月10日(日)
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