テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
D・ティーム(オーストリア)が第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-2, 6-1のストレートで破り、3年連続のベスト4進出を果たした。試合後の会見では「今日の試合の勝ち方には満足している」と語った。
>>ナダルvsシュワルツマン 1ポイント速報<<>>チリッチvsデルポ 1ポイント速報<<>>全仏OP対戦表<<「自分のテニスを改善して向上させられた1年だった」と振り返ったティームはこの日、接戦の末に第1セットを先取し、その後も勢いを止めることなく世界ランク3位のズベレフを圧倒。第3セットでは1ゲームしか与えずに振り切り、1時間50分で勝利を手にした。
対戦したズベレフは、1回戦を除く3試合を全てフルセットで勝ち抜いてきており、迎えた準々決勝では明らかに身体の疲れが見えていた。
ティームは「彼(ズベレフ)はツアーでもフィットしている選手の1人。それでもグランドスラムで5セットの試合を3試合連続でするのはタフ過ぎたかもしれない。彼が疲れているかもしれないとは思っていた」と気遣った。
続けて「グランドスラムの準々決勝を戦っている。だからやりたいことはだだ勝つこと。最後に相手がどう感じようと誰がそこにいようと関係ない。自分にとって前向きな状態で終わりたい。だから100%集中することは全く辛いことではない」と、プロ意識の高さを覗かせた。
準決勝では、ノーシードで世界ランク72位の
M・チェッキナート(イタリア)と対戦する。チェッキナートは、同日の準々決勝で第20シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破る快進撃で自身初のグランドスラム4強入りを果たした。
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【放送予定】
2018年5月27日(日)~6月10日(日)
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