男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク36位の
錦織圭が第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下して大会初の決勝進出を果たし、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」初優勝に王手をかけた。
>>錦織vsナダル 1ポイント速報<<>>錦織らモンテカルロ対戦表<<>>錦織らバルセロナ対戦表<<この試合、第1セットを落とした錦織だったが、第2セットでは4度のブレークチャンスから3度のブレークに成功してセットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットではファーストサービスの確率を47パーセントまで落としたが、1ブレークを守り切って2時間13分の接戦を制した。
錦織が「ATPマスターズ1000」で決勝進出を果たすのは2016年のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)以来4度目。この時は当時世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れていた。
男子プロテニス協会のATPの公式サイトには、試合後の錦織のコメントが掲載されている。
「この大会でプレーするのをいつも楽しんでいる。ここはテニスをするのにとても素晴らしい場所。『ATPマスターズ1000』の決勝に戻ってくることができて嬉しい。とても久しぶり。できれば明日も良い1日を過ごしたい」
決勝では3連覇と11度目の優勝を狙う第1シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。両者は今回が12度目の対戦で、錦織の2勝9敗。最後に対戦したのはリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、 ハード)3位決定戦で、この時は錦織がフルセットで勝利している。
クレーコートでの勝率が9割を超える王者ナダルとの大一番に向けて錦織は「ラファは特にフォアハンドだけではなくバックハンドでもとても重いボールを打ってくる。彼は今週とても堅実なプレーをしている。彼を倒す方法を見つけることができることを願っている」と意気込んだ。
4月15日開幕の男子テニス モンテカルロ・マスターズをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程無料配信中。
【配信予定】
2018年4月15日(日)~4月22日(日)
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・誤審に2度激怒 明らかにアウト・錦織ら全仏2018リスト一覧・錦織 ナダル戦「人生で一番」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報