テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で現役を引退した
S・グロス(オーストラリア)は5日、自身の公式ツイッターを更新し、肩を負傷したことを明かした。
今年1月の全豪オープンを最後に現役生活を退いたグロスは、オーストラリアン・フットボールのノーザン・フットボール・リーグに所属するノース・ハイデルバーグ・スポーティング・クラブへ入団していた。
グロスはツイッターで「残念ながら今日肩の治療を受けた。外科医は全て上手くいったと言ったが、少しの間休養しなければいけない」と綴った。
ビッグサーバーのグロスは、2012年のツアー下部大会である釜山チャレンジャー(韓国/釜山、ハード、ATPチャレンジャー)で放ったサービスが時速163.4マイル(時速約263キロ)を記録。これは今も破られていない世界最速記録で、ギネス記録にも認定されている。
2006年にプロ転向し、シングルスでキャリア通算38勝62敗、2015年8月には世界ランキングで自己最高の53位を記録。現役最後の試合となった全豪オープンには、元世界1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)とペアを組んでダブルスに出場し、ベスト8進出を果たした。


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