男子テニスのエクアドル・オープン(エクアドル/キト、レッドクレー、ATP250)は8日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のC・ムテ(フランス)が第7シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-5, 6-7 (3-7), 7-6 (8-6)のフルセットの末に下して、キャリア初のツアー大会ベスト8入りを果たした。
この試合、第1セットを先取したムテだったが、第2セットをタイブレークの末に取られ、セットカウント1-1に。ファイナルセットでは両者サービスキープが第12ゲームまで続き、最後はタイブレークでマッチポイントを握られたものの、そこから巻き返して2時間30分で勝利を手にした。
勝利したムテは準々決勝で、予選勝者の
A・マーティン(スロバキア)と対戦する。世界ランク156位のマーティンは2回戦で第1シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
18歳のムテはこれまで下部大会を中心に活動。今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は1回戦で
A・セッピ(イタリア)に敗れた。
今大会、第1シードのカレノ=ブスタ、第4シードの
P・ロレンジ(イタリア)、第5シードのH・ゼバリョスが初戦敗退。第6シードの
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)と第7シードのカルロビッチが2回戦で姿を消した。上位4シードは1回戦免除のため、2回戦から登場。
■関連ニュース
・大会初の敗退 4連覇の夢散る・錦織 NY着用予定の新モデル・01年以降生まれ ツアー初出場■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報