男子テニスのエクアドル・オープン(エクアドル/キト、レッドクレー、ATP250)は8日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)は世界ランク98位の
G・メルツァー(オーストリア)に6-4, 1-6, 4-6の逆転で敗れ、大会4連覇の夢は消え去った。
この試合、第1セットを先取したブルゴスだったが、第2セットで2度ブレークされてセットカウント1-1にされると、第3セットでも立て直すことができず、2時間1分で敗れた。
37歳のエストレージャ=ブルゴスは2015年のエクアドル・オープンで初代王者に輝くと同時に、ツアー初のタイトルを獲得。その後、2016・2017年にも優勝し、先日の初戦突破でエクアドル・オープンの連勝記録を16としていた。
エストレージャ=ブルゴスが成し遂げられなかった同一大会4連覇は、オープン化(プロ解禁)以降8人目の快挙となる可能性があった。
錦織圭が2016年にメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)で達成したのが最後。現役では、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)と錦織のみ。歴代最多連覇は、ナダルのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、 ATP1000)8連覇。
勝利したメルツァーは準々決勝で、第2シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。1回戦免除となったラモス=ヴィノラスは2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のR・クイロズ(エクアドル)を下しての勝ち上がり。
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