男子テニスで下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は2日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
錦織圭が世界ランク234位の
ユング・ジェイソン(台湾)を6-4, 6-4のストレートで下して決勝進出を果たし、復帰後初優勝に王手をかけた。
>>錦織 決勝 1ポイント速報<<>>錦織らダラスCH対戦表<<第1セット、第2ゲームで先にブレークされた錦織だが、第3ゲームでブレークバック。その後も互いにブレークし合う中、バックハンドのパッシングショットを決めるなどで第9ゲームで3度目のブレークに成功し、第1セットを先取する。
第2セット序盤は両者サービスキープが続いたが、錦織が第7ゲームで先にブレーク。粘り強くポイントを重ねてリードを守り、ストレート勝ちをおさめた。
2010年11月のノックスビル・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約7年ぶりのATPチャレンジャー優勝に王手をかけた錦織は決勝で、世界ランク158位の
M・マクドナルド(アメリカ)と同167位の
D・クドラ(アメリカ)の勝者と対戦する。
今大会は、錦織にとって右手首のけがからの復帰第2戦目。1回戦で
D・ノビコフ(アメリカ)にストレート勝ち。2回戦では同162位の
M・バッヒンガー(ドイツ)、準々決勝では同295位のD・コプファー(ドイツ)に苦戦しながらも勝利し、ベスト4進出を決めていた。
その他の日本勢では
伊藤竜馬も出場していたが、1回戦でマクドナルドにストレートで敗れた。
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