男子テニスで世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)は24日、前日の
M・チリッチ(クロアチア)戦で負ったけがが全治3週間だとフェイスブックで発表した。
>>全豪オープン対戦表<<前日に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのナダルは第6シードのチリッチと対戦したが、6-3, 3-6, 7-6 (7-5), 2-6, 0-2の時点で無念の途中棄権。試合後の会見では「ツアーを仕切っている人は、何が起きているか少し考えてほしい。あまりにも多くの選手がけがをしている」と苦言を呈していた。
24日にMRI検査をメルボルン市内の病院で受診したナダルは、右足の腸腰筋上部のグレード1の負傷と説明し、「グランドスラムの準々決勝を途中棄権するほどだったけど、そこまで深刻ではなかった」と、けがの具合を明かした。
今後は母国スペインで数日を過ごし、患部の炎症を抑える理学療法を始めるという。コートへの復帰に向けたリハビリは2週間以内に開始し、その後に練習とトレーニングを再開するとした。
完治には3週間かかるとし、アビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、 ATP500)、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード)は予定通り出場する意向であることも明かした。
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