男子テニスの国別対抗戦デビスカップは14日に公式ツイッターで、シングルス元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)が世界ランク248位の
S・グロス(オーストラリア)とペアを組んで全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場することを明かした。
ヒューイットは1998年にプロ転向後、ツアー30大会でタイトルを獲得し、2001年11月に当時20歳の若さで世界ランク1位へ上り詰めた。四大大会は2度の優勝を飾った。
ダブルスでも2000年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)などキャリア通算3勝をあげ、同年に世界ランク18位を記録した。
2016年の全豪オープンを最後に現役を退き、引退後は故郷オーストラリアの国別対抗戦デビスカップ監督に就任。同年3月のワールド グループ1回戦 オーストラリア対アメリカ(オーストラリア/ クーヨン、芝)では、
N・キリオス(オーストラリア)に代わって選手兼監督としてメンバー入りし、ダブルスに出場していた。
一方、ヒューイットとペアを組む30歳のグロスは、2015年にシングルスの世界ランキングで自己最高の53位を記録。今シーズンは下部大会をメインに転戦しており、チャレンジャー3大会で4強入りを果たした。
全豪オープンの予選は2018年1月10日、本戦は15日に開幕する。
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