10日に「スイス・スポーツ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー」が発表され、男子テニスで世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)が3年ぶり7度目の受賞となった。
フェデラーは自身のツイッターで「受賞することができて光栄」と綴っている。
今シーズン、フェデラーは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝すると、その後もウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)など今季7大会でタイトルを獲得。52勝5敗と圧倒的な強さを見せ、16位からスタートした世界ランキングは2位へ浮上した。
また、女子では今年10月に3度目の現役引退を表明した
M・ヒンギス(スイス)がノミネートされていたが、受賞はウェンディー・ホルドナー(スキーレース)となった。
スイス・スポーツ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤーは、1950年から毎年スイス・ニュースペーパー・スポーツが選出してきたが、1990年代に入るとスイスのジャーナリストとテレビの視聴者から選ばれている。
それぞれの票は50パーセントずつカウントされるが、ジャーナリストと視聴者との間に意見の相違が起こることがあるため協議されることもある。2009年はジャーナリストの大半がフェデラーへ票を投じたが、視聴者の多くはアルペンスキー選手であるディディエ・キュシュへ票を入れ、キュシュが受賞した。
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