男子テニスで世界ランク11位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は9日にファンを練習会場へ招き、募金を呼び掛けた。
12月9日から2018年シーズンへ向けての練習を再開したデル=ポトロは、故郷であるアルゼンチンのタンディルにあるポスタ・ナチュラルへ1,000人以上のファンを招いて練習を公開した。
デル=ポトロは自身のツイッターでファンを集めた。そのファンへ「ファンダシオン・バンコ・デ・アリメントス・デ・タンディル」と称するタンディルへ保存食支給の協力を呼び掛けた。
男子プロテニス協会のATPの公式サイトには「このアイデアは、今年1年間を通して自分を支えてくれたタンディルの街へ、少しでも愛やサポートをお返しできたらというもの。最高の1日で、みんな素晴らしい時間を過ごしていた」とデル=ポトロのコメントが掲載されている。
ファンはデル=ポトロとヒッティング・パートナーであるA・プラドとのラリーを楽しむ機会に恵まれた。
2018年にデル=ポトロは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への準備として、1月8日から行われるASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)からシーズンをスタートさせる。
現在29歳のデル=ポトロが全豪オープンに出場するのは2014年以来。
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