男子テニスの21歳以下最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)は8日、シングルス予選ラウンドロビン グループAの2試合が行われ、第6シードの
チョン・ヒョン(韓国)が第1シードの
A・ルブレフ(ロシア)を4-0, 4-1, 4-3 (7-1)のストレートで破って2勝目をあげ、準決勝進出を果たした。
>>フェデラーら ATPファイナルズ対戦表<<この日、第1セットを先取したチョンは、その後も勢いのままにトップシードのルブレフを圧倒。1時間8分で勝利を手にした。
前日の試合でチョンは、第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を下して1勝をあげていた。
同日に行われたグループAの試合では、第3シードのD・シャポバロフがワイルドカードで出場のG・クインツィ(イタリア)に勝利。グループBでは、第2シードの
K・カチャノフ(ロシア)と第4シードの
B・チョリッチ(クロアチア)が1勝をあげた。
【グループA】A・ルブレフ 1勝1敗
D・シャポバロフ 1勝1敗
チョン・ヒョン 2勝0敗
G・クインツィ 0勝2敗
【グループB】K・カチャノフ 1勝1敗
B・チョリッチ 2勝0敗
J・ドナルドソン(アメリカ) 0勝2敗
D・メドヴェデフ(ロシア) 1勝1敗
今年から新設されたネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは、試合時間の短縮を目的として試験的に新ルールが導入されている。
試合形式は、4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチで、ノーアドバンテージ方式。ウォーミングアップの時間短縮、サーブがネットに当たって相手コートに入った場合でもそのまま試合が続行されるノーレットや、1セットにつき1回のみコーチングを受けられるオンコートコーチングなどが適用される。
世界ランク3位の
A・ズベレフ(ドイツ)は、翌週から開催するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)へ集中するため、ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズを欠場している。
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