女子テニスで37歳の
M・ヒンギス(スイス)が26日、自身のフェイスブックで3度目の現役引退を表明した。
2007年にコカイン陽性反応で2度目の引退となったヒンギスは、2013年に3度目の現役生活をスタートさせていた。
ヒンギスは、現在開催中のBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)のダブルスを最後に、3度目の現役生活に幕を下ろす。
今回更新したフェイスブックには「振り返れば23年前にプロテニス選手としてデビューした。それからは私の人生で最も満たされたものだった。私生活でもプロテニス選手としても。でも、引退する時が来たと信じています。それはシンガポールでの最後の試合が終わったら訪れる」と綴った。
「こんなに長い間、この素晴らしいスポーツを続けられる機会に巡り会えたことはとてもラッキーだと感じている。テニスはいつも私の情熱であり、そこで体験したチャレンジ、様々な機会、パートナーとの関係や友情などの全てに感謝。この美しいテニスというスポーツを教えてくれた母からのサポートは特に感謝している」
「全てのスポンサー、パートナー、同胞の選手たちへ、本当にありがとう。もちろん、全てのファンの方々も。いつも支えてくれて、辛い時でも前向きな気持ちにさせてくれた。何かを成し遂げた時にはいつも祝福してくれた。みなさんとテニスへの愛が、これまでも復帰へ導いてくれた」
「これは、さよならではありません。これまでを見ても分かる通り、長くテニスから離れることはできない。これから先にどんな新しいチャンスやチャレンジが待っているか、とても楽しみにしている。まだ最高の時は来ていないと信じているし、これからの経験もみなさんと共有し続けようと思っている」
■関連ニュース■
・ヒンギス 錦織は「武器が必要」・フェデラー 同胞の引退試合観戦・フェデラー 引退について語る