男子テニスの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が世界ランク46位の
S・ジョンソン(アメリカ)を6-0, 7-5のストレートで下し、今季2度目のツアー4強入りを果たした。
>>ガスケvsゴファン 1ポイント速報<<>>杉田ら楽天オープン対戦表<<この日、第1セットの第1ゲームからブレークに成功したシュワルツマンは、ジョンソンに1ゲームも与えない試合を展開してこのセットを先取。
続く第2セットでは、ギアを上げてきたジョンソンと接戦となるも、持ち味のフットワークで粘りを見せて第11ゲームでブレークに成功。最後はマッチポイントを取りきり、勝利を手にした。
準決勝では、第4シードの
D・ゴファン(ベルギー)と
R・ガスケ(フランス)の勝者と対戦する。
今大会1回戦で
D・ヤング(アメリカ)、2回戦で
B・トミック(オーストラリア)をいずれもストレートで下して準々決勝へ勝ち進んでいた25歳のシュワルツマンは、楽天ジャパン・オープン初出場。
2010年にプロへ転向し、2016年のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝。身長170センチと小柄ながら、今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では四大大会初のベスト8進出を果たした実力者である。
今季は未だツアー優勝はなく、キャリア通算2勝目を狙う。
一方、敗れたジョンソンは今大会、1回戦で第2シードの
D・ティーム(オーストリア)、2回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を破って準々決勝へ駒を進めていた。
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