女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は21日、シングルス2回戦が行われ、昨年優勝を飾った第3シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が世界ランク59位の
S・ロジャース(アメリカ)に苦戦するも4-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、辛くも6年連続のベスト8進出を果たした。
>>東レPPO 対戦表<<今大会、上位4シードは1回戦免除のため、この日が初戦だったウォズニアッキは序盤からロジャースの強打に苦しめられ、2度のブレークを許して第1セットを落とす。
しかし、続く第2セットはファーストサービスが入った時に88パーセントの確率でポイントを獲得してロジャースに1度もブレークポイントを与えず、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットでは、序盤から3ゲームを連取される苦しい流れになるも、粘り強くポイントを重ねて挽回に成功し、2時間1分で勝利を手にした。
準々決勝では、第5シードの
D・チブルコワ(スロバキア)と世界ランク50位の
K・シニアコバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
27歳のウォズニアッキは、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントで2010年に初優勝を飾り、2014年に準優勝。昨年は、決勝で
大坂なおみをストレートで破り2度目のタイトルを獲得した。
今シーズンは6大会で決勝進出を果たしたが、未だ無冠。四大大会では、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でベスト8進出を果たした。
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