女子テニスのジャパン ウィメンズオープン(日本/東京、ハード、WTAインターナショナル)は16日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク171位の
加藤未唯は同じく予選勝者のJ・フェット(クロアチア)との激闘を4-6, 7-6 (7-1), 6-4の逆転で制し、ツアー初の決勝進出を果たした。
>>マクラクラン/ 内山組 1ポイント速報<<この日、第1ゲームからフェットにブレークを許した加藤だったが、続く第2ゲームでブレークバックに成功。その後も激しいラリー戦を展開し接戦を繰り広げたが、最後はフェットにサービスエースを決められて第1セットを落とす。
続く第2セットでは、ギアを上げたフェットに押されてゲームカウント1-4まで追い込まれるも、そこから反撃を開始した加藤は4ゲームを連取して振り出しに戻し、タイブレークへ突入。先にミニブレークに成功した加藤が引き離し、ファイナルセットへ持ちこむ。
その後、ファイナルセットでは加藤は持ち前のフットワークで粘りを見せ、2度のブレークに成功し、勝利を手にした。
決勝では、予選勝者の
Z・ディアス(カザフスタン)と対戦する。
22歳の加藤は今大会、予選3試合を勝ち抜いて本戦入り。1回戦で世界ランク71位の
日比野菜緒、2回戦で第4シードの
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)、準々決勝で同67位の
A・クルニッツ(セルビア)に勝利し、1セットも落とすことなく準決勝へ駒を進めていた。
今シーズンは、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で予選を突破し四大大会初の本戦に出場。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では惜しくも予選決勝で敗れた。
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