テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第24シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第3シードの
R・フェデラー(スイス)を7-5, 3-6, 7-6 (10-8), 6-4で破り、2009年以来8年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
>>ナダルvsデルポ 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<第1セット、デル=ポトロは第11ゲームで目の覚めるようなパッシングショットを決めてブレークに成功。続く第12ゲームをサービスキープして先行する。
第2セットは第4ゲームでスライスを交ぜて緩急をつけてきたフェデラーに、デル=ポトロはミスを重ねてラブゲームでブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
第3セットはゲームカウント3-0から追いつかれタイブレークへ。デル=ポトロはセットポイントを握られるも、ピンチをしのいで勝利へ王手をかける。
第4セットは第5ゲームでブレークに成功すると、その後もリードを守り勝利した。
準決勝では、第1シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。王者ナダルは準々決勝で19歳の
A・ルブレフ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。
準決勝で対戦する両者は今回が14度目の顔合わせで、デル=ポトロの5勝8敗。直近は昨年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジェネイロ、ハード)準決勝で、その時はデル=ポトロが逆転で勝利している。
世界ランク28位のデル=ポトロは、2009年の全米オープン決勝で当時世界ランク1位のフェデラーを破ってタイトルを獲得。昨年は準々決勝で敗れた。
一方、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制したフェデラーは、ベスト4進出とはならなかった。
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