テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第6シードの
D・ティーム(オーストリア)は第24シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に6-1, 6-2, 1-6, 6-7 (1-7), 4-6の大逆転で敗れ、大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>全米OP対戦表<<この日、ティームはわずか3ゲームしか失わずに序盤の2セットを奪い、準々決勝進出に王手をかける。しかし、第3セット以降はデル=ポトロに試合の主導権を握られてしまい、最後は自身のダブルフォルトで3時間35分に及ぶ激闘に敗れた。
今回で、ティームはデル=ポトロに3連敗となった。
24歳のティームは今季、リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、 ATP500)でキャリア通算8勝目を記録。さらに全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2年連続のベスト4入りを果たし、その他2大会で決勝に進出するなどクレーコートで強さを発揮した。
一方、崖っぷちから大逆転勝利をおさめたデル=ポトロは準々決勝で、第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは、同日の4回戦で第33シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)に快勝して準々決勝に駒を進めている。
28歳のデル=ポトロは、2009年の全米オープン決勝でフェデラーを破って四大大会初優勝。昨年は準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れていた。


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