テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第24シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第6シードの
D・ティーム(オーストリア)を1-6, 2-6, 6-1, 7-6 (7-1), 6-4の大逆転で破り、2年連続5度目のベスト8進出を果たした。
>>全米OP対戦表<<この日、デル=ポトロは第1セットの第1ゲームからティエムに5ゲーム連取を許すなど凡ミスが続き、2セットダウンまで追い込まれる。しかし、第3セットから怒涛の追い上げを見せ、会場を味方につけてファイナルセットへ持ち込む。
その後、ファイナルセットでは両者一歩も譲らない激闘を繰り広げたが、最後はデル=ポトロが第10ゲームで迎えた2度目のマッチポイントを取り切り、3時間34分で勝利を手にした。
準々決勝では、第3シードの
R・フェデラー(スイス)と第33シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)の勝者と対戦する。
世界ランク28位のデル=ポトロは、2009年の全米オープン決勝で当時世界ランク1位のフェデラーを破ってタイトルを獲得。昨年は準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れていた。
同日に行われた4回戦では、第1シードの
R・ナダル(スペイン)と19歳の
A・ルブレフ(ロシア)が準々決勝進出を決めた。
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