テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)が世界ランク74位の
F・マイヤー(ドイツ)を6-3, 6-3, 6-3のストレートで下し、4年連続の3回戦進出を果たした。
>>杉田vsメイヤー1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsナダル1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この試合、チリッチは16本のウィナーを決めて第1セットを先取。続く第2セット、第3セット共に先にブレークを果たしたチリッチは試合の主導権を握り、マッチポイントはこの日18本目のサービスエースで締めくくった。
3回戦では、第29シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは1回戦で
C・ベルロク(アルゼンチン)、2回戦で
J・ティプサレビッチ(セルビア)をそれぞれストレートで下しての勝ち上がり。
28歳のチリッチは2014年の全米オープン決勝で
錦織圭に勝利し、グランドスラム初タイトルを獲得。今シーズンはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を果たした後、足の裏の治療のため試合には出場せず、今大会が約1カ月半ぶりの実戦となっている。
一方、マイヤーは元世界ランク18位の実力者でツアー大会でも2大会で優勝した経験を持つ。今シーズン序盤は初戦敗退が続いていたが、ジャーマン・オープン(ドイツ/ハンブルク、レッドクレー、ATP500)では準優勝を果たした。
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