テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク96位の
尾崎里紗が予選勝者のD・ラオ(アメリカ)を6-3, 6-7 (5-7), 7-6 (7-5)のフルセットで下し、四大大会初勝利をあげた。
>>全米OP対戦表<<この日の第1セット、第8ゲームで先にブレークに成功した尾崎がリードを守ってこのセットを先取。
続く第2セットでは、第6ゲームで先にブレーク許すも、第9ゲームでブレークバック。その後も互いに譲らぬ攻防が続いたが、尾崎はタイブレークを落としてセットカウント1-1に。
迎えたファイナルセット、互いに譲らぬ展開となったが、尾崎がタイブレークをものにして3時間超の死闘を制した。
2回戦では、第27シードの
ザン・シュアイ(中国)と対戦する。シュアイは、1回戦で世界ランク170位の
S・リシキ(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がり。
23歳の尾崎は今季、4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)で、予選から大会初のベスト16へ進出する快進撃を見せ、世界ランキングで自己最高の72位を記録した。
四大大会では、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で本戦ストレートインを果たすも、いずれも1回戦で敗れていた。
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