男子プロテニス協会のATPは16日に公式サイトで、世界ランク9位の
錦織圭が右手首の負傷により28日から開幕の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む年内の残り全大会を欠場し、休養へ入ると発表した。
>>杉田らW&Sオープン対戦表<<錦織が四大大会を欠場するのは、腹筋を痛めた2012年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来5年ぶり。ツアー大会では2011年以来6年ぶりとなる無冠のシーズンとなった。
現在開催中のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)には第5シードで出場予定だったが、練習中に右手首を負傷していた。
右手首は、今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で負傷。その後、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でも痛みが再発し、準々決勝を棄権していた。
世界ランキングのトップ10では、世界ランク4位の
S・ワウリンカ(スイス)と同5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が怪我により今シーズンの残り全大会を欠場し、すでに長期休養へ入っている。
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