男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク46位の
杉田祐一が同58位の
J・ソウサ(ポルトガル)を3-6, 7-6 (7-5), 6-1の逆転で破り、2年連続のベスト16進出を果たした。
>>W&Sオープン対戦表<<初戦で第13シードの
J・ソック(アメリカ)を破る番狂わせを演じた杉田は、この日、予選から勝ち上がってきた元世界ランク28位のソウサに対してミスを重ねて第1セットを落とす。
第2セットは両者サービスキープからタイブレークの末にセットカウント1-1に追いついた杉田はファイナルセットに入ると、第2ゲームから6ゲームを連取する猛攻で2時間を超える戦いに終止符を打った。
3回戦では、
K・カチャノフ(ロシア)と
T・ファビアーノ(イタリア)の勝者と対戦する。
28歳の杉田は今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾り、日本男子で
松岡修造、
錦織圭に次ぐ史上3人目の快挙を成し遂げた。世界ランキングでは松岡の46位を抜いて自己最高の43位を記録するなどの活躍を見せている。
また、今大会は世界ランキングのトップ10で7選手が欠場、さらにシード勢早期敗退の異常事態が起きている。
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