男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク46位の
杉田祐一が第13シードの
J・ソック(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで破り、2年連続の初戦突破を果たした。
>>ティームvsフォニーニ 1ポイント速報<<>>W&Sオープン対戦表<<今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾り、日本男子で
松岡修造、
錦織圭に次ぐ史上3人目の快挙を成し遂げた杉田は、この日、得意のストローク戦やサーブ・アンド・ボレーなどで主導権を握り、第11・第12ゲームを連取して第1セットを先取。
第2セットは第1ゲームでダブルフォルトが影響してブレークを許したが、第6ゲームでバックハンドのリターンエースを決めるなどでブレークバックに成功。さらに第10ゲームでもソックのサービスゲームを破り、ストレート勝ちをおさめた。
2回戦では、予選勝者の
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。ソウサは1回戦で
K・エドモンド(英国)を下しての勝ち上がり。
28歳の杉田は昨年のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で
A・ズベレフ(ドイツ)らを破りベスト16へ進出。
今年は世界ランキングで自己最高の松岡の46位を抜いて錦織に次ぐ日本男子歴代2位の43位を記録するなど飛躍のシーズンとなっている。
今大会は日本勢から錦織も第5シードで出場予定だったが、右手首の痛みにより欠場している。
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