男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は13日、シングルス決勝が行われ、第4シードで20歳の
A・ズベレフ(ドイツ)が第2シードの
R・フェデラー(スイス)を6-3, 6-4のストレートで下して初優勝を果たし、前週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)に続き2週連続でタイトルを獲得した。
>>錦織らW&Sオープン 対戦表<<>>錦織W&Sオープン初戦 1ポイント速報<<決勝戦、30分で第1セットを先取したズベレフは、第2セットの第2ゲームでドロップショットやネットプレーを織り交ぜてきたフェデラーに3本のブレークポイントを握られる。しかし、これをしのぐと第7ゲームで失速したフェデラーからブレークに成功。その後もリードを守り、1時間8分で優勝を決めた。
今回の優勝は今季5勝目、さらに四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」では2度目のタイトル獲得となった。
ズベレフはシティ・オープンから元世界ランク1位の
J・C・フェレーロ(スペイン)をコーチへ迎え、現在は負けなしの10連勝中。
一方、敗れた36歳のフェデラーは2006年以来11年ぶり3度目の優勝とはならなかった。
今回でズベレフとの対戦成績は2勝2敗となった。
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