男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は1日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
錦織圭が世界ランク58位の
D・ヤング(アメリカ)に大苦戦を強いられるも6-3, 4-6, 7-6 (7-5)のフルセットで下し、辛くも初戦突破を果たした。
>>錦織vsデルポ 1ポイント速報<<>>錦織らシティOP対戦表<<今大会はシード勢が1回戦免除のため、この日が初戦だった錦織は序盤から得意のストローク戦やパッシングショットなどでヤングを圧倒し、第1セットを先取。
第2セットは2度のブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれたが、ファイナルセットに入ると息を吹き返した錦織がヤングからミスを誘い出してタイブレークを制し、勝利を手にした。試合終了の時刻は、現地2日の深夜1時30分が過ぎていた。
3回戦では、第13シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。デル=ポトロは2回戦で世界ランク119位の
L・ラコ(スロバキア)をストレートで破っての勝ち上がり。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で第7シードの
L・プイユ(フランス)か第11シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)、準決勝で第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)か第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する組み合わせ。
今年、錦織はブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)とアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で決勝進出を果たすも優勝に手が届いていない。今大会で今シーズン初のタイトル獲得、シティ・オープンでは2015年以来2年ぶり2度目の優勝を狙う。
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