男子テニスのジャーマン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は29日、シングルスの準決勝2試合が行われ、世界ランク101位の
F・マイヤー(ドイツ)とラッキールーザーの
L・メイヤー(アルゼンチン)の2選手が決勝進出を果たした。
>>錦織らシティOP対戦表<<決勝は、同じ姓(Mayer)同士の対決となった。
この日、マイヤーは
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。第1セットを4-6で落としたが、続く第2セットの第5ゲーム終了時にコールシュライバーが棄権を申し入れたため、決勝へ駒を進めた。
現在33歳のマイヤーはこれまでツアー大会で2度の優勝を誇り、2011年に記録した世界ランク18位が自己最高位。今季初の決勝進出を果たし、キャリア通算3勝目を狙う。
一方、世界ランク138位のメイヤーは予選決勝で敗れるも本戦に欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入り。準決勝では、予選勝者の
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-3, 7-5のストレートで下して今シーズン初の決勝進出を果たした。
現在30歳のメイヤーは、2003年にプロへ転向し、2014年のジャーマン・オープンでツアー初タイトルを獲得。以降は2大会で決勝へ進出するも、優勝には至っていない。
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