男子テニスの下部大会であるチャレンジャー・バンク・ナショナル・グランビー(カナダ/グランビー、ハード、ATPチャレンジャー)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、第7シードの
伊藤竜馬が主催者推薦で出場のB・シゴイン(カナダ)に7-6 (8-6), 7-6 (7-4)のストレートで勝利し、2回戦進出を決めた。
この試合、伊藤は18歳のシゴイン相手に7本のダブルフォルトを犯すも、ファーストサーブでは高いポイント獲得率を維持し、1時間46分で勝利した。
2回戦では世界ランキング235位のS・ディエス(カナダ)と対戦する。ディエスは同日の1回戦で
内田海智を3-6, 6-4, 6-4の逆転で破っての勝ちあがり。
29歳の伊藤は今シーズン、一時200位台までランキングを落としたが、チャレンジャー大会で準優勝をおさめるなどの活躍で、現在は171位まで上昇させている。また、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の予選決勝ではビッグサーバーの
S・スタコフスキ(ウクライナ)と激闘を繰り広げた。
この日、
守屋宏紀も1回戦に登場したが、世界ランキング397位のM・パーセル(オーストラリア)に4-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗れた。
今大会の2回戦には伊藤のほか、第3シードの
添田豪、第8シードの
内山靖崇が進んでおり、それぞれB・シュナー(カナダ)、T・チェン(台湾)と対戦する。


■関連ニュース■ ・伊藤竜馬が入籍 交際「10年」・内田海智が拠点を移した理由・ジョコ 7年ぶり四大大会無冠