男子テニスツアーの下部大会である香港 ITF 男子フューチャーズF3 2017(中国/香港、ハード、ITFフューチャーズ)は8日、シングルス決勝戦が行われ、第2シードの
今井慎太郎(東通産業)がJ・グリルズ(オーストラリア)を7-6 (8-6), 6-3のストレートで下して今季初優勝を飾った。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、今井は3度のブレークに成功して2時間9分で頂点に立った。
今大会は、1回戦でリン・ウェイデ(台湾)、2回戦でE・ジョンソン(アメリカ)、準々決勝で第6シードのW・トロンチャロンチャイグン(タイ)、準決勝で第4シードの
福田創楽(フリー)をそれぞれストレートで下して決勝まで勝ち上がった。
世界ランク441位の今井は今季、ポルシェ軽井沢フューチャーズ2017(長野県/軽井沢、クレー)で
高橋悠介(フリー)に敗れるも準優勝。その他のフューチャーズ2大会でベスト4進出を果たしている。
早稲田大学時代は、同校のエースとして活躍。4年生時には全日本学生テニス選手権(インカレ)のシングルスでタイトルを獲得し、同校の主将として全日本大学対抗テニス王座決定試合11連覇に大きく貢献した。
また、今大会は
仁木拓人(三菱電機)とペアを組んで第1シードとしてダブルスにも出場。決勝でH・ウォン(香港)/P・ヨン(香港)組を7-5, 6-2で下して優勝を飾った。


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