テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)男子シングルスに出場する世界ランク49位の
D・メドヴェデフ(ロシア)は2日、tennis365.netの独占インタビューに応じた。
>>錦織vsチェッキナート 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<>>ウィンブルドン賞金一覧<<現在21歳のメドヴェデフは、今年1月のエアセル・チェンナイオープン(インド/チェンナイ、ハード、ATP250)でツアー初の決勝進出を果たした。
しかし、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以降は怪我や体調不良などに苦しみ、クレーシーズンでは4大会連続の初戦敗退を喫し「クレーシーズンは最悪だった。インディアンウェルズから1試合も勝てず、いいシーズンを過ごせなかった」と振り返った。
それから得意の芝のシーズンに入ると成績を残し始め、前哨戦のAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)でベスト4へ進出。準決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)と互角に打ち合い、ウィンブルドンへ弾みをつけた。
「1番好きな芝のシーズンになってから気持ちが切り替わった」
さらに3日に発表された世界ランキングで自己最高の49位へ浮上。ネクスト・ジェネレーション ATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)「RACE TO MILAN」(21歳以下最終戦出場ランキング)では出場圏内の4位に位置している。
ウィンブルドンの1回戦で第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)に挑戦するメドヴェデフは「今のテニスの状態が良い。得意の芝だから楽しみ」と意気込みを見せた。
また、自身が使用するラケット(
テクニファイバー T-FIGHT 305 DC)については「このラケットは心地良く打てる。2016年からテクニファイバーを使用して以降、世界ランキングは1度も落ちていない。それを使って世界トップ50位に入ったから、満足している。ラケット自体も気に入っていて、スタッフとの仲は家族のように感じている」と絶賛した。
メドヴェデフとワウリンカの1回戦は、3日のセンターコート第3試合に組まれている。
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