男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は24日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
M・チリッチ(クロアチア)が世界ランク26位の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を6-3, 5-7, 6-4のフルセットで下し、5年ぶり2度目の優勝へ王手をかけた。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、ミュラーに22本ものサービスエースを叩き込まれたチリッチだったが、自身はファーストサービス時に91パーセントと高いポイント獲得率でミュラーを圧倒。ファイナルセットでは1度もブレークチャンスを与えず、2時間16分で勝利を手にした。
決勝では、世界ランク32位の
F・ロペス(スペイン)と対戦する。両者は今回が8度の対戦で、チリッチの5勝2敗。2013・2016年のAEGON選手権でも対戦しており、いずれもチリッチが逆転で勝利している。
世界ランク7位のチリッチは、AEGON選手権に今年で11度目の出場。2012年に優勝、2013年に準優勝を飾っている。
今シーズンは、5月のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)でタイトルを獲得。芝初戦のリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)ではベスト4進出を果たした。
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