男子テニスの下部大会であるAEGON・オープン・ノッティンガム(イギリス/ノッティンガム、芝、ATPチャレンジャー)は12日、シングルス予選決勝が行われ、世界ランク337位の
吉備雄也は予選第2シードの
S・グロス(オーストラリア)に1-6, 0-6のストレートで敗れ、本戦出場とはならなかった。
この試合、吉備は5度ブレークを許し、世界最速サービス記録を保持するグロスのサービスゲームではわずか5ポイントしか奪えず、37分で敗退となった。
昨年の台北チャレンジャー(台湾/台北、カーペット、ATPチャレンジャー)では、吉備が1-6, 7-6 (7-2), 6-4の逆転でグロスを破っていた。
30歳の吉備は、今年の2月に自己最高の224位を記録するも、その後は早期敗退が続いている。
一方、勝利したグロスは元世界ランキング53位の実力者。長身からの強力なサーブを武器としている。
今大会の本戦には日本から
添田豪、
守屋宏紀、
サンティラン晶が出場。第5シードの添田は予選勝者と、守屋は
J・ミルマン(オーストラリア)と、サンティランは
S・スタコフスキ(ウクライナ)とそれぞれ初戦で対戦する。


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