テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク102位の
ダニエル太郎が同164位の
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下し、2年連続の初戦突破を果たした。
>>錦織vsコキナキス 1ポイント速報<<>>杉田vsジョンソン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、ダニエル太郎はヤノヴィッツの足元へ深いリターンを返すなどでポイントを獲得し、1度もブレークを許さず第1セットを先取。
続く第2セットでも主導権を握ったダニエル太郎は、2度のブレークに成功してセットカウント2-0に。その後もヤノヴィッツの反撃を許さず、勝利を手にした。
2回戦では、第20シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と
F・マイヤー(ドイツ)の勝者と対戦する。
現在24歳のダニエル太郎は今大会の予選から出場し、予選1回戦で
守屋宏紀、予選2回戦でM・ペコティック(クロアチア)、予選3回戦で
A・ルブレフ(ロシア)を下して3年連続の本戦入りを果たした。
昨年は、本戦1回戦で
M・クリザン(スロバキア)の棄権により四大大会初勝利をあげ、続く2回戦で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れるも善戦を見せた。
一方、敗れたヤノヴィッツは2013年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でベスト4へ進出。同年には自己最高の世界ランク14位を記録していた。
本戦には、第8シードの
錦織圭と
杉田祐一がストレートイン。1回戦では、錦織が
T・コキナキス(オーストラリア)、杉田が第25シードの
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。
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