男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)は第8シードのD・ティエムに4-6, 3-6のストレートで敗れて今季のクレー大会初黒星を喫し、ベスト4進出とはならなかった。
>>ジョコvsデルポ 1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際対戦表<<この日、力強く攻めるティエムに押されて2度のブレークを許して第1セットを落としたナダルは、続く第2セットで粘りを見せるもティエムに傾いた流れを引き戻すことが出来ず、1時間51分で敗れた。
今大会、ナダルは初戦の2回戦で予選勝者の
N・アルマグロ(スペイン)の途中棄権により3回戦へ駒を進め、第13シードの
J・ソック(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がりだった。
現在30歳のナダルは、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)のクレー3大会でタイトルを獲得。
クレーコートシーズンに入ってからここまで無敗で勝ち進んでいたが、連勝記録は17でストップした。
BNLイタリア国際では2005・2006・2007・2009・2010・2012・2013年と7度の優勝を誇り、今年は大会最多更新となる8度目の優勝を狙うも、ベスト4を前に大会から退くこととなった。
一方、勝利したティエムは準決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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