男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は17日、シングルス2回戦が行われ、今季限りで引退を表明している39歳の
T・ハース(ドイツ)は第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、3回戦進出とはならなかった。
>>錦織vsデルポ 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<この日、元世界ランク2位のハースは鮮やかなドロップショットを決めるなどで攻めるも、最後はラオニッチにサーブ・アンド・ボレーを決められ、1時間14分で敗れた。
試合後、ハースはラオニッチと握手を交わしてベンチへ戻ると、大きな声援を送ってくれたファンへ向け、自身が着ていたウエアやラケットを観客席へ投げてファンサービス。その後は観客へ手を振り、コートを後にした。
世界ランク386位のハースは、これまで15大会でタイトルを獲得し、2002年には世界ランク2位を記録。今季は、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で
B・ペール(フランス)を破って初戦を突破した。
一方、勝利したラオニッチは3回戦で、第12シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
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