男子テニスで元世界ランク10位の
J・モナコ(アルゼンチン)が15日、自身のツイッターで現役引退を表明した。
ツイッターに綴った文は以下の通り。
-------------------------------
親愛なる友人、親愛なるファンへ
これまでのテニス人生をとても懐かしく思ってしまうけど、正しい決断をしたのは確かだと思っている。ある素晴らしい、とても大切な人生の1ページが終わりを迎えるのです。
プロテニス選手を引退します。
紙切れ1枚に書き下ろすのはとても難しく、多くの感情があります。何年もの間、沢山のチャレンジをしてきたことに誇りを持っています。
テニスが私に与えてくれたものに感謝しています。教育、訓練、友情、そして忘れられない瞬間。悲しみ、なぜならテニスコートをとても恋しく思うはずだから。
小さい頃から本当に好きだったことを仕事にする機会に恵まれた幸せ。
教育、犠牲、努力、そして妥協などがいつも自分のエネルギーになっていると知ることが出来ました。全ての力を出し切った満足感を持って去ることが出来て、最後の試合まで楽しめたことを皆さんへ報告したい。
14年に亘る私の素晴らしい旅に付き合ってくれた全ての人たちに、感謝の気持ちで一杯です。
-------------------------------
33歳のモナコはこれまでツアー9勝をあげており、世界ランキングは2012年に初のトップ10入りを果たした。
現役最後の試合は今年4月の米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)1回戦で、その時は
D・ブラウン(ドイツ)にストレートで敗れた。
また、世界ランク9位の
錦織圭は2012年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)でモナコとダブルスを組んだ際に「彼は周りからいい人すぎてダメと言われるくらい、いい人。試合中もしっかり盛り上げてくれますし、いいショットがあれば褒めてくれる。彼の特徴はリターンが良くボレーの反応もいいので、すごくやりやすい」とコメントしていた。
■関連ニュース■
・フェデラーら 引退惜しむ声・フェデラー 引退について語る・ナダル破ったソダーリン引退