男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第16シード
N・キリオス(オーストラリア)に6-3, 6-1のストレートで快勝し、13年連続のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>錦織らマドリッドOP対戦表<<この試合、序盤からストロークとネットプレーで積極的な攻撃を展開したナダルが2度のブレークに成功して第1セットを先取。続く第2セット、試合の主導権を握ったナダルは第1ゲームで先にブレークし、難敵キリオスを一気に突き放して勝利を手にした。
準々決勝では、第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは同日の3回戦で、第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
ナダルは、2回戦で世界ランク29位のF・フォニュイーニに大苦戦するも、7-6 (7-3), 3-6, 6-4のフルセットで破り、辛くも初戦突破を果たした。
ムチュア・マドリッド・オープンには、今年で15年連続の出場。過去4度タイトルを獲得しており、2013・2014年には大会史上初の2連覇を飾った。昨年は準決勝で
A・マレー(英国)に敗れた。
今季は、ここまで5大会で決勝に進出。モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)とバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)の2大会連続で優勝を飾って、今大会に臨んでいる。
一方、敗れたキリオスは2年連続のベスト8進出とはならなかった。
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