男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、第15シードの
G・モンフィス(フランス)は世界ランキング32位の
G・シモン(フランス)に6-0, 0-6, 6-7 (0-7)の逆転で敗れ、怪我からの復帰2大会目も初戦敗退となった。
>>錦織らマドリッドOP 対戦表<<この日、シモンに1ゲームも与えることなく第1セットを先取したモンフィスだったが、続く第2セットでは第1セットとは逆に1ゲームも取れずに落とし、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでは、モンフィスが3ゲーム連取に成功する好調な滑り出しだったが、第4ゲームの0-40で左足のアキレス腱に痛みを感じて一時中断し、トレーナーを要求して治療した。
試合再開後、モンフィスは痛みに耐えながらもプレーを続け、第8ゲームでは2度のマッチポイントを掴んだが取り切れず、第9ゲームでシモンにブレークバックを許してしまう。
その後はタイブレークへ突入するもミスが続いたモンフィスに挽回する力は残っておらず、2時間1分で敗れた。
世界ランク16位のモンフィスは、3月に左膝蓋骨の軟骨疾患と左アキレス腱に損傷があることを明かし、出場予定だった大会を欠場してリハビリに専念していた。
前週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)で約1カ月半ぶりにツアーへ復帰したが、初戦の2回戦でチャン・ヘヨンにストレートで敗れていた。
一方、勝利したシモンは2回戦で
E・エスコベド(アメリカ)と
F・ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。
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