男子テニスのガスプロム・ハンガリアン・オープン(ハンガリー/ブダペスト、レッドクレー、ATP250)は30日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
L・プイユ(フランス)が予選勝者の
A・ベデネ(スロベニア)が6-3, 6-1のストレートで下して今季初、キャリア通算2勝目をあげた。
この試合、プイユはファーストサービスが入った時に85パーセントの確率でポイントを獲得してベデネを圧倒。第2セットでは1度もブレークチャンスを与えず、1時間4分で勝利を手にした。
現在23歳のプイユは、昨年出場したツアー大会でトップ10選手から勝利をあげる活躍を見せ、8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)4回戦では
R・ナダル(スペイン)を破る金星をあげてその名を轟かせた。
昨年9月のモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード、ATP250)決勝でD・ティエムをストレートで破ってツアー初優勝を飾り、今回はキャリア2勝目となった。
一方、敗れたベデネは第2シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を破る快進撃でツアー大会2度目の決勝進出を果たしていたが、初優勝とはならなかった。
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