男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は21日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク24位で第15シードのA・ラモス=ヴィノラスが同8位で第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-2, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットで破り、マスターズ初のベスト4進出を果たした。
>>ジョコビッチvsゴファン 1ポイント速報<<>>モンテカルロ対戦表<<ラモス=ヴィノラスは、第1セットではブレークチャンスを与えずに2度のブレークで先取するも、第2セットはタイブレークの末に落としてセットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットでは再び流れを掴んだラモス=ヴィノラスが3度のブレークに成功し、2時間32分の激戦を制した。
ラモス=ヴィノラスは、今回の勝利によりチリッチとの対戦成績を2勝4敗とし、2011年の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)1回戦で勝利して以来、約6年ぶりの勝利をあげた。
準決勝では、第11シードの
L・プイユ(フランス)と第16シードの
P・クエバス(ウルグアイ)のどちらかと対戦する。
今大会、ラモス=ヴィノラスは1回戦で予選勝者の
R・オリーヴォ(アルゼンチン)、2回戦で同じく予選勝者の
C・ベルロク(アルゼンチン)、3回戦で第1シードの
A・マレー(英国)を破る快進撃で準々決勝へ駒を進めていた。
今大会は、第7シードの
JW・ツォンガ(フランス)と第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が初戦敗退、第1シードのマレーと第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第6シードのD・ティエムが3回戦で姿を消す番狂わせが起きている。
同日には、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードの
R・ナダル(スペイン)が準々決勝を戦う。
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