男子テニスで世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は15日、自身のツイッターにモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)の会場で練習している動画を投稿。大会2年ぶりの優勝へ向けて準備を整えている。
>>モンテカルロ対戦表<<14日にドローが発表され、ジョコビッチは第2シードで出場。
順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第13シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、準々決勝で第6シードのD・ティエム、準決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)か第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と顔を合わせるする組み合わせとなった。
上位8シードは1回戦免除のため、初戦の2回戦でジョコビッチは
G・シモン(フランス)と
M・ジャジーリ(チュニジア)のどちらかと対戦する。
昨年、1強時代とも謳われたジョコビッチは、今シーズン開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で大会2連覇を果たすも、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦敗退を喫して以降、本来の力を発揮できずにいる。
直近のマイアミオープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は右肘の怪我を理由に欠場。前週の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ 準々決勝、セルビア対スペイン(セルビア/ベオグラード、室内ハード)で復帰し、ツアー大会では約1カ月ぶりの出場となる。
過去のモンテカルロ・ロレックス・マスターズでは、2013・2015年に優勝。昨年は初戦で
J・ヴェセリ(チェコ共和国)に敗れた。
今大会の上位シード勢は第1シードが
A・マレー(英国)、第2シードがジョコビッチ、第3シードが
S・ワウリンカ(スイス)、第4シードがナダル、第5シードが
M・チリッチ(クロアチア)、第6シードがティエム、第7シードが
JW・ツォンガ(フランス)、第8シードがディミトロフ。
■関連ニュース■
・錦織 ジョコより自身に危機感・ジョコビッチ あわや失格処分・大金星で「ジョコごめん」