10日に行われた男子テニスのエキシビションマッチ The Macth for Africa3(スイス/チューリヒ)で、世界ランク1位の
A・マレー(英国)が世界ランク4位の
R・フェデラー(スイス)との対戦中に、珍しいファンサービスを行った。
第2セットのタイブレーク、5-6で迎えたフェデラーのマッチポイントで、マレーはボールボーイにラケットを譲り、自身はボールボーイに身を転じた。
マレーにラケットを渡されたボールボーイは最初は戸惑っていたが、コート脇でボールボーイになりきったマレーにボールをトスされると、会場中から声援の後押しもあり、フェデラーと対峙。
ボールボーイは思い切りよく2本サーブを放ったが、ファーストサーブはロングのフォルト、セカンドサーブはネットにかかり、ダブルフォルトを犯した。
その後、マレーは再びラケットを手にして、再度マッチポイントを迎えたが、挽回することが出来ず3-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れた。
マレーは、16日に開幕するモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ 、レッドクレー)で1ヶ月以上ぶりにツアー復帰する予定。
また、フェデラーは5月28日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)までの全てのクレーに出場しないことを表明している。
■関連ニュース■
・フェデラー 復帰マレーに勝利・錦織11位、1位はフェデラー・フェデラー 錦織絶賛「素早い」