男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ 準々決勝、セルビアvsスペイン(セルビア/ベオグラード、室内ハード)は7日、世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と同39位の
V・トロイキ(セルビア)が勝利し、セルビアは2勝でベスト4進出に王手をかけた。
右肘の怪我から復帰し、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来 約3週間ぶりの実戦となったジョコビッチは、シングルス第1試合でA・ラモス=ヴィノラスと対戦。
10本のサービスエースを決めたジョコビッチは、ファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、6-3, 6-4, 6-2のストレートで1勝目をあげた。
続くシングルス第2試合は、トロイキと
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が激突。トロイキは4度のブレークに成功し、自身はカレノ=ブスタに1度もブレークを許さず、6-3, 6-4, 6-3のストレート勝ちをおさめた。
8日のダブルス第1試合ではトロイキ/
N・ジモニッチ(セルビア)組と
M・ロペス(スペイン)/ J・マナー(スペイン)組が対戦する。
セルビアは2010年にデビスカップ初のタイトルを獲得、2013年には準優勝を飾っている。昨年はワールドグループ準々決勝でイギリスに敗れていた。
セルビアとスペインの組み合わせは下記の通り。
【大会1日目】シングルス第1試合:N・ジョコビッチ 6-3, 6-4, 6-2 A・ラモス=ヴィノラス
シングルス第2試合:V・トロイキ 6-3, 6-4, 6-3 P・カレノ=ブスタ
【大会2日目】ダブルス第1試合:V・トロイキ/ N・ジモニッチ vs M・ロペス/ J・マナー
【大会3日目】シングルス第1試合:N・ジョコビッチ vs P・カレノ=ブスタ
シングルス第2試合:V・トロイキ vs A・ラモス=ヴィノラス
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