男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日、シングルス4回戦が行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク55位の
N・マウー(フランス)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し、3年ぶりのベスト8進出を果たした。
>>フェデラーvsアグ 1ポイント速報<<>>マイアミOP対戦表<<この試合、ナダルはマウーに1度もブレークチャンスを与えずに第1セットを先取。続く第2セットでは両者サービスキープでタイブレークへ突入し、その後も接戦となるが、ポイント連取に成功したナダルが最後はオープンコートにウィナーを放ち、1時間35分で勝利した。
ナダルは、マウーとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
準々決勝では、第13シードの
J・ソック(アメリカ)と対戦する。両者は今回が3度目の対戦で、ナダルの2連勝中。
今シーズン、ナダルは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3年ぶり4度目の決勝進出を果たし、
R・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝を飾った。前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)4回戦では再びフェデラーと対戦するもストレートで敗れた。
過去のマイアミ・オープンでは4度決勝へ進出しているが、いずれも準優勝。昨年は初戦の2回戦で
D・ズムル(ボスニア)と対戦し、ファイナルセットのゲームカウント0-3の時点でナダルが途中棄権した。
同日の4回戦では、ナダルと同じボトムハーフに位置する第2シードの
錦織圭と世界ランク40位のF・フォニュイーニが準々決勝へ駒を進めている。
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