男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス4回戦が行われ、第4シードの
錦織圭が世界ランク60位の
D・ヤング(アメリカ)に6-2, 6-4のストレートで勝利し、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。
>>BNPパリバ対戦表<<第1セット、錦織は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、第1ゲームでいきなりブレークに成功。ブレークポイントを握られた第2ゲームをキープすると、その後もストロークで優位に立った錦織が第7ゲームで再びヤングのサービスゲームを破り、続く第8ゲームでサービスキープしてこのセットを先取。
第2セット、ヤングの猛攻を受けた錦織は、第2ゲームで先にブレークされてゲームカウント1ー4とリードを許す。しかし、第7ゲームでブレークバックに成功して追いつくと、勢いにのった錦織が第9ゲームで再びブレークし、ストレートで勝利を手にした。
錦織は、今回でヤングとの対戦成績を5連勝とした。
準々決勝では、第17シードの
J・ソック(アメリカ)と世界ランク53位の
M・ジャジーリ(チュニジア)の勝者と対戦する。
今大会は、初戦の2回戦で世界ランク41位の
D・エヴァンス(英国)、3回戦で第25シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)をそれぞれストレートで下しての勝ち上がり。
BNPパリバ・オープンに今年で7年連続9度目の出場の錦織は、昨年に自己最高のベスト8進出を果たしたが、準決勝で
R・ナダル(スペイン)にストレートで敗れていた。
今季は、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ ブリスベン、ハード、ATP250)とアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)の2大会で準優勝。
しかし、リオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)では1回戦で地元の
T・ベルッチ(ブラジル)にストレートで敗れ、2015年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約1年半ぶりの初戦敗退を喫した。
また、同日の4回戦でマスターズ初のベスト8を狙う世界ランク70位の
西岡良仁が、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と顔を合わせる。
>>西岡vsワウリンカ 1ポイント速報<<
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