男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク187位の
伊藤竜馬が2015年準優勝者で第4シードの
添田豪を6-4, 6-1のストレートで下し、4年連続のベスト8進出を果たした。
前日の雨天により順延となったこの試合、伊藤は第1セットを先取すると続く第2セットでは添田に1度もブレークチャンスを与えず、1時間15分で勝利した。
準々決勝では、ワイルドカードで出場の
上杉海斗(慶應義塾大学3年)と対戦する。上杉は、同日の2回戦で第6シードの
R・ベーメルマンス(ベルギー)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破る金星をあげてベスト8進出を果たした。
28歳の伊藤は昨年6月に右肘の怪我で一時ツアーを離脱。復帰後は主にチャレンジャー大会に出場し、昨年のダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県、カーペット)では準優勝を果たした。
今大会は、1回戦で世界ランク204位のJ・デ=ルール(ベルギー)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
また、慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017は、今回より新たに女子ITF25,000ドルの大会も開催される。女子本戦は2017年3月6日(月)から12日(日)にかけて行われる予定。
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