男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)は28日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク187位の
伊藤竜馬が同204位のJ・デ=ルール(ベルギー)に7-6 (7-3), 6-1のストレートで勝利し、2回戦進出を果たした。
この試合、第1セットは両者1ブレークずつから、タイブレークで伊藤がセットを奪う。続く第2セットでは伊藤が得意のフォアハンドを武器にブレークを許さず、1時間21分で勝利した。
デ=ルール
2回戦では、第4シードの
添田豪と対戦する。両者のツアーにおける対戦成績は伊藤の1勝0敗。添田は1回戦で
守屋宏紀を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
28歳の伊藤は昨年6月に右肘の怪我で一時ツアーを離脱。復帰後は主にチャレンジャー大会に出場し、昨年のダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県、カーペット)では準優勝を果たした。今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選2回戦でE・エスコベド(アメリカ)に敗れた。
この日、その他の日本勢は予選勝者の
仁木拓人は2回戦進出を果たしたが、ワイルドカードで出場の
志賀正人と
綿貫陽介は初戦敗退となった。
2015年の慶應チャレンジャーは、
ダニエル太郎が添田豪を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、大会初優勝を飾った。
また、慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017は、今回より新たに女子ITF25,000ドルの大会も開催される。女子本戦は2017年3月6日(月)-12日(日)にかけて行われる予定。
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